Story-吉村税理士事務所

吉村税理士事務所

OFFICEデザインオファー

顧問税理士OFFICEの設計・プランニングそして施工という、ある意味ハードルの高いオファーをいただき、1つ返事でお受けしました。

イメージの聞き取りから始まり、予算を含めた条件を確認したものの、話の弾む内容にはならず、オーナーとプランナーの間で設計イメージと予算の攻め合いが1ヶ月続いた後、オーナーから「すべてお任せします！」という返答をいただきました。

しかし設計難易度の高さとオーナーの満足度を上げるため、私の緊張がピークに…！

責任ある仕事に取り掛かる作業の始まりになったのでした（^-^）

設計プラン

コンセプトをまとめる作業からスタートいたします。

築年数も古く、色々と考えることの多い物件でしたが、税理士オーナーのWorks! 仕事の取り組み方をイメージすることで、コンセプトをまとめることにそれほど時間を必要としませんでした。

その節は対応してくださり、ありがとうございました^ ^

質の高さとスピード感を合わせ持ち、誠実に仕事に取り組むオーナー。そこからインスピレーションを受け、重厚でありながら、エッジの効いたモノトーンな素材とお客様を受け入れるためのエントランスには、温かみのある木質素材を使用！

そして何といっても税理士とは情報を扱うという所から、守る壁、透明性をイメージするFIXガラスをエントランス横に配置する案で決定したのでした。＜^^＞

実はこのFIXガラス、当初設計に入っていない、またも予算オーバーか？

施工

工事着手！

まずは解体！天井間仕切りを撤去した時に、土間の一郭が下がっているのが判明！この状態だと先の工程と予算を圧迫することが頭に浮かびました。

オーナーと不動産会社に直ちに相談！ビルオーナーサイドの瑕疵施工として対応していただけることになり、一安心！！

既存のものをできるだけ残し使用することを考えていたが、経年劣化のため、あちらこちら補修箇所が増えており、予算を調整しつつオーナーに少し甘えた形で工事は着々と進みはじめます。

中間検査時期になり、フロントエントランスを眺めていると、エントランス横一部の壁が内部の見え方を邪魔しているのではないかと思いました。
FIXガラスにしたと思い、現場でスケッチしたイラストをダメもとでオーナーにLINEし、直談判！

はい！「すべてお任せしております」—>perfect！！
オーナーの一言に痺れました！！

さらなる期待とプレッシャーに挑む気持ちで、直ちに職人さんにオーダー！！土壇場の設計変更！！

その節は対応してくださり、ありがとうございました。＜^-^＞
何かすべてがジグソーパズルのフィニッシュのように、納まっていきます。

現場の山場から一気に駆け下りたように、すべての完成イメージが頭の中に映し出されました！

完成

いよいよオフィス用のfurniture・fabricなどの搬入。
sign取り付け・tax officeの機能性を付加して、息が吹き込まれる。1つひとつインテリアが空間として完成していく。

色々試行錯誤することで、愛情が生まれる。
オーナーとプランナーそして職人の誠心が入った建築空間！

時間が過ぎるうちに変化し、使うほど程よく落ち着く。何かしらのspite効果のように、日々楽しみたい！

ありがとうございました。